韓国の25~49歳男性の半数近くが未婚であることがわかった。結婚件数が減り、出生児数が急減したため、昨年の出産率は0.78人まで下がった。
統計庁が11日発表した「少子化と韓国社会の変化」によると、2020年、25~49歳の人口のうち婚姻経験がある男性は52.9%、女性は67.1%だった。
統計庁は婚姻経験を「調査時点で配偶者がいたり、過去に離婚または死別した経験がある場合」と定義して調査した。2020年の婚姻経験の割合は10年と比べて男性は11.8ポイント、女性は10.3ポイントそれぞれ減少した。10年間、男女ともに未婚の割合が10ポイント以上増加した。
過去10年間の変化を年代別に区分してみると、男性は30~34歳の婚姻経験比率が最も多く減少(-15.7ポイント)した。女性も30~34歳(-16.9ポイント)が最も大幅に減った。
2022年の婚姻件数は19万2000件で、1970年の29万5000件に比べて10万3000件減少した。人口1000人当たりの婚姻件数を意味する粗婚姻率は2022年は3.7件で1970年に比べて5.5件減少した。
結婚件数が減ったため出生児数も急激に減少している。2022年の出生児数は24万9000人で、2012年(48万5000人)に比べて23万6000人減少した。女性が妊娠可能期間に産むと期待される平均出生児数の合計出生率は0.78人で、12年(1.30人)より0.52人減少した。
(c)MONEYTODAY
<KOREA WAVE>
韓国男性、25~49歳の半分近くが「未婚」