全人口における男女比は、女性のほうが高くなります。それは、女性のほうが長寿のためで、その多くは配偶者と死別した女性によって占められています。ただし、未婚人口に限れば、圧倒的に「男余り」であるとのこと。
全体で、約319万人の男余り、20~30代では約117万人、40~50代では約148万人もの未婚男性が余っている。仮に未婚男性が初婚の女性と結婚したいと思い、未婚女性全員が結婚したとしても、319万人の未婚男性には相手がいないようです。
都道府県別に見ると茨城県が不動のトップ。2位は前回3位の福島県。3位に前回6位だった富山県がランクインし、前回2位だった栃木は4位。
今回5位の群馬県もあわせて、北関東勢の上位は盤石。山形県、秋田県、青森県、岩手県などの東北勢が5年前より大きく順位をあげましたが、これは男性の生涯未婚率の上位が東北勢となったこととも関連していると思われる。
前回もそうでしたが、未婚女性のほうが多いエリアは皆無で、すべての都道府県で、未婚男性のほうが多い「男余り」となっている。男余りではありながらも、その割合が比較的低いのが、東京、大阪、福岡など大都市です。これらの都市は若年女性の人口流入率の高いエリアです。
<東洋経済ONLINE>
連続1位は茨城!20~30代未婚「男余り」ランキング