50歳独身女性の日常

50歳派遣の独身女性の方に今の暮らしについてインタビューしています。

彼女は、東京六大学のひとつを卒業後、就職氷河期と言われた時代に住宅販売メーカーに就職。5年ほど勤めたものの会社の合併によるリストラに合い、関連会社へ出向しました。さらに、その会社が別会社と合併。「仕事量は増えるのに、お給料は下がるという状況」に限界を感じ退職して以降、 派遣会社からの斡旋で、複数の企業の経理業務を行っています。今の時給は1760円。月収で見ると、残業があって30万円くらいになることもありますが、5月や年末年始など、休日が多ければ減るので、ならすと25万円前後というところ。

そんな彼女はこう語っています。
「一人暮らし歴は25年になります。その間、彼氏はいたり、いなかったり。50歳になるまで、結婚して妻になったり嫁になったり、母になったりというステージがなかったので、気持ちとしては、ずっと“昔と変わらない”といった感じ。それがつまらないと感じることがあったり、ひとりの夜が怖いときもありますが、気楽というほうが圧倒的」

彼女は地域のヨット部に入っていたり、地元の同級生と定期的に旅行に行ったりしているようです。
この方が今後結婚されるのか、独身のまま暮らして行かれるのかは分かりませんが、彼女の人生が豊かであり続ければいいなと思います。

<Suits woman>
「ずっとおひとりさま」ってどんな感じ? 50歳、派遣、一人暮らしの日常
【前編】
【後編】

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