おひとり様の終活

日本では未婚率の上昇により、おひとり様の増加が続いています。
家族構造が変化する中、特に未婚のおひとり様は「葬儀の手続き・住まいの見直し・相続対応」などを自分で準備しなければならず、将来への不安が高まりやすいと言われています。

株式会社プロストイック(本社:東京都、代表取締役:久保田大樹)は、40〜64歳のおひとり様男女1,050名を対象に「終活と将来不安に関する調査」を実施。
その結果、78.4%が「死後の手続きを任せられる相手がいない」と回答し、さらに 82.1%が「終活の必要性を感じているが行動できていない」 という実態が明らかになりました。

こうした背景を踏まえ、2026年3月にリリース予定の寄り添い型終活新サービス「よりねこ」は終活を「怖いもの」ではなく「人生を整えるアクション」へ再定義し、未来の楽しみとセットにした新しい終活モデルを提案します。

1.未婚率上昇とおひとり様終活の社会課題化

─ 死後の手続きを担う家族がいない、住まいの処分・葬儀・相続問題が複雑化 ─
日本の生涯未婚率は年々上昇し、40〜64歳の単身世帯も2020年に総務省が公表している調査結果によると40代前半男性の約30%、女性の約20%が未婚の状態と男性だと約3人に1名、女性だと約5人に1名が未婚のままで推移しております。
(参照元:2020年国勢調査、総務省統計局)

こうした人口構造の変化により
・死後の事務手続きを誰が担うのか
・自宅・賃貸物件の退去や遺品整理はどうなるのか
・葬儀や相続の判断を頼れる家族がいない
等の事情でおひとり様特有の終活課題 が社会問題化してきております。

実際に当社独自の具体的な定量調査では、以下の結果が得られました。

Q1.「死後の手続きを任せられる家族・知人がいますか?」

任せられる相手がいない……78.4%
いるが頼みにくい……14.2%
いると即答できる……7.4%
→ 約8割がおひとり様終活の代行者不在問題に直面している状況

具体的な内容としては住まいの処分、財産の整理、葬儀の意思、相続関連の手続きなど、本来は複数人で考えたり、負担するべき作業を 1人で決めて準備しなければならない 状況に陥っています。

2.未婚者のおひとり様はなぜ不安になりやすいのか

─ 自己での意思決定が求められるシーンが多くモデルケースも存在せず、費用・介護・死後事務などの具体的にすべきタスクが不透明─
当社調査結果によると「老後に関して不安に感じるものの具体的な悩み」についても訪ねてみたところ以下の回答結果が得られました。

Q2.「老後・死後に関して最も不安に感じるものは?」(複数回答)

死後の手続きの不透明さ……63.1%
介護・病気になったときの対応……57.8%
老後資金の不足……54.2%
家族に迷惑をかけること……44.9%
相談相手がいないこと……41.5%
→ 不安の中心は「いざ病気等になったときのリスク対応」と「相談相手不在」が上位の結果となりました。

そのため、未婚のおひとり様が特に不安を抱えやすい理由には以下が挙げられます。
・すべて自分で決めなければならない「完全自己決定社会」
・同年代の参考モデルがわからず不安
・介護・医療・相続などの費用が予測しづらい
・死後事務の複雑さが理解しづらい
・情報過多の中で「何から手をつけるか」判断できない

3.終活を人生を整えるアクションとして再定義する必要性

─ 終活は怖いものではなく、将来の理想の生活へとつなげるものへ─
多くの人は「終活=亡くなった後の準備」というイメージを持っていますが、実際には 未来の選択肢を増やし、理想のセカンドライフを送るための準備です。

よりねこでは終活を以下のように再定義します。

■ 終活を「老後の楽しみ」と紐づける
例:行きたかった旅行先を決める/老後に食べたいものをリスト化
■ 終活×未来の楽しみ(旅行・外食)で行動ハードルを下げる
→ よりねこでは終活タスクを進めるとポイントが貯まり、旅行券・レストラン券に交換できる仕組みを導入。
■ 終活は「自己管理の延長線」
健康管理・家計管理・片付けと同じく、「未来の自分を助ける行為」として位置づける。

Q3.「終活が旅行などポジティブな楽しみにつながるなら取り組んでみたいですか?」

そう思う……67.2%
どちらともいえない……18.4%
あまり思わない……14.4%
→ 過半数が「終活を前向きにできる」可能性を感じている。

<株式会社プロストイック>
未婚率上昇で「おひとり様の終活」が社会課題に──死後の手続き不安は78.4%。寄り添い型終活サービス「よりねこ」がおひとり様の将来不安と終活意識を調査