45の独身者の格言

独身であることはときどき苦しい。大切な人と別れたばかりのときは特につらくて、もう二度と人を好きになれないような気がしてしまう。でも、シングルライフには驚くほど多くのメリットがあり、自分が1人であることの喜びは“格言”によってもっとも的確に表現される。

なぜかって? 格言は短いけれど物事の核心を突いていて、傷心中の人たちに必要な元気をくれる。これは長年パートナーがいない人にも言えることで、独身のよさを思い出させてくれるのもまた格言。著名なセレブ、作家、ミュージシャン、活動家、政治家などの格言はいつの時代も的を得ていて、自立した最高の人生を送るために必要なインスピレーションを与えてくれる。

それに、ミシェル・オバマやミンディ・カリング、セリーナ・ウィリアムズのような大物に励まされたくない人なんていないでしょう? さあ、次の45の格言で、独身であること、新しい出会いに対してオープンであること、あるいは何らかの変化を求めて自分にフォーカスする時間があることの素晴らしさを思い出そう。

1.「彼女は彼女だけのものだった。彼女はエッジが効いていて、自分の境界線を張り、独特のセンスを持って、まつ毛の先までハッキリ見える顔をしていた。そして、彼女が歩く姿を見れば、彼女に向かうべき場所が分かっているのは明らかだった」

―ステファニー・ダンラー/作家/ベストセラー小説『Sweetbitter/スウィートビター 恋とワインと人生のレッスン』より

2.「あなたのストーリーはあなただけのもの。これからもずっと変わらず、あなたが所有すべきもの」

―ミシェル・オバマ/元米国大統領夫人、活動家/ベストセラー回顧録『Becoming/マイ・ストーリー』の著者

3.「かつて独身であることは、あなたが誰にも必要とされていないことを意味していた。でも、いまは、あなたが美しくセクシーで、どんな人生を誰と一緒に送りたいかをじっくり考えているという意味」

―キャリー・ブラッドショー/『セックス・アンド・ザ・シティ』より

4.「私は男を探しているわけじゃない。まずはそこから」

―リアーナ/オリジナルブランド『Rogue Man』のフレグランスライン発表会で

5.「自分が自分を大切にしていないのに、他人が自分を大切にしてくれるわけがない」

―マヤ・アンジェロウ/詩人、活動家

6.「あなたには自分を幸せにする責任がある。だから、ふざけていないでオーガズムを味わいなさい」

―ジジ・エングル/認定セックスコーチ、性科学者、『All The F*cking Mistakes: A Guide To Sex, Love, And Life』の著者

7.「自分を愛することは健康と対極にあるのではなく健康の一部。自分が嫌いなものを大切にすることはできない」

―リンディ・ウエスト/作家、活動家/著書『Shrill: Notes from a Loud Woman/わたしの体に呪いをかけるな』より

8.「私の最愛の人は私の子供たちと母。自分に男性が必要とは思わない」

―ダイアン・キートン/オスカー女優

9.「私がいま結婚して幸せなのは独身時代を楽しんだから」

―レベッカ・トライスター/作家/著書『All The Single Ladies: Umarried Women and the Rise of an Independent Nation』より

10.「私たちは安定した生活を送るために、つながり、予測可能性、信頼性を求めるけれど、変化、予期せぬ出来事、超越も必要としている」

―エスター・ペレル/心理療法士、作家

11.「32歳を過ぎた女性が少しでも人生を楽しむと、ちょっとした政治的行為みたいに思われる。ドラッグを使ったり、お酒を飲んだり、パーティーをしたりという意味じゃない。私はどれもしないから。そうじゃなくて、ちょっとふざけたり夜遊びをしたりという意味。でも、そのくらいの年の女性は、家で大人しく編み物をしながら更年期が来るのを待っていないと、どういうわけか危ない人と思われる。本当にバカげた話」

―ケイト・ベッキンセイル/女優/弊誌とのインタビューで

12.「男性に『また髪を伸ばしなよ。俺はロングヘアが好きだから』と言われたことは数え切れないほどあるけれど、別に私は、あなたのために髪を切っているわけじゃない。私は自分のために髪を切ったし、この髪型が気に入っている」

―ルーシー・ヘイル/女優/『Cosmopolitan』誌とのインタビューで

13.「恋人や家族、友達や仕事仲間との関係で自分の価値を決めようとすると、自分の力を手放して、他者からの評価や承認に依存することになる。そして、自分の力がなくなると、自分の価値観とアイデンティティも一緒になくなる」

―エレイン・ウェルタロス/『Teen Vogue』誌の元編集長、作家/ベストセラー回顧録『More Than Enough: Claiming Space For Who You Are (No Matter What They Say)』より

14.「私は2019年の終わりに素晴らしい経験をした。あれは自分を愛するということの意味を知るための経験だった。その中で恋人だけでなく友達との別れもあった。以前は孤独が怖くて動けなかった。でも、自分が生まれて26年目の今年はゴールデンイヤーと言える。自分のことが本当に分かってきたから」

―ケケ・パルマー/女優、歌手、テレビ司会者/『Cosmopolitan』誌とのインタビューで

15.「時間と空間は私たちに必要なことを見せてくれる。人生には、どんなに考えても自然と分かるまで分からないこともある」

―カローラ・ラヴァリング/作家/著書『Tell Me Lies』より

16.「私は座って自分が書きたいように書いていた。インナーチャイルドと話すこともあったと思う。そして『私の人生は私のもの』と書いた瞬間、手が止まって涙があふれた。本当に涙があふれて止まらなかった。私の人生が私のものなんて当たり前。でも、間違いなくそうじゃなかった」

―トレイシー・エリス・ロス/ゴールデングローブ賞受賞女優、ヘアケアブランド『Pattern Beauty』創業者/『Glamour』誌の2017年Women of the Year Summitのスピーチで

17.「自分の時間の過ごし方を自分で選ぶのは楽しい。朝起きてから自分の好きなこと以外何もしない日もある。こういうことは何年もしていなかったし、自分の時間が自分のものと感じることはいままでなかった」

―エマ・ロバーツ/女優/『Cosmopolitan』誌とのインタビューで

18.「あなたは、あなた自身にとって最高のチアリーダー。これだけは何度言っても足りない」

―セリーナ・ウィリアムズ/女子テニス界のレジェンド/弊誌とのインタビューで

19.「『独身で幸せ』なんて口から出任せだと思っていた。そんなの絶対ホラでしょ、って。長い時間がかかったけれど、いまは(独身で)すごく幸せ。私は、この状態を“セルフパートナード”と呼んでいる」(Self-partnered=自分自身が人生のパートナーである状態)

―エマ・ワトソン/女優、活動家/英国版『Vogue』誌とのインタビューで

20.「あなたをオプションの1つとして扱わない人を決して優先してはいけない」

―マヤ・アンジェロウ/詩人、活動家

21.「私に結婚は必要ない。私のニーズと願望をすべて満たしてくれる人は要らない。もう自分の面倒は自分で見られる」

―ミンディ・カリング/女優、作家、プロデューサー/『Good Housekeeping』誌とのインタビューで

22.「恋愛は長い間していない。結婚したいと思ったことは一度もない。これは私の本心だから(パートナーがいなくても結婚していなくても)全くつらくないけれど、そう言うと困惑する人がいる。女性が言うとなおさらじゃない?」

―シャーリーズ・セロン/女優/『Glamour』誌とのインタビューで

23.「自分が1人で大丈夫と絶対的な自信を持って言えるようになるまでは、自分がなりたいパートナーになれるとは思わない。これはすべての女性が知っておくべきことだと思う」

―ソフィア・ブッシュ/女優、活動家/『US Weekly』誌とのインタビューで

24.「私は長年シングルだけれど、私の人生は孤独と無縁。私は、その(独身=孤独という)スティグマを取り除きたい」

―テリ・ハッチャー/女優/『People』誌とのインタビューで

25.「1人であることと孤独であることは同じじゃない。私は1人の良さを引き立てるようなことをするのが好き。いい匂いのキャンドルを買って、照明を暗くして、静かな曲のプレイリストを作る。金曜の夜に1人でも、伝染病の犠牲者みたいな顔をせず、自分の時間を楽しむチャンスと思えば悪くない」

―テイラー・スウィフト/グラミー賞受賞のミュージシャン/『Seventeen』誌とのインタビューで

26.「私たちは、私たちが結婚したかった男性になりつつある」

―グロリア・スタイネム/活動家、作家

27.「私に白馬の王子様は要らない。自分のハッピーエンドは自分で作る」

―ケイティ・ペリー/シンガーソングライター、テレビ司会者

28.「20代の女性なら一度は愛の存在を信じられなくなるけれど、愛は必ず存在する。そして、それはあなたが探すのをやめた瞬間に訪れる」

―クリステン・ベル/女優、歌手、プロデューサー

29.「恋愛は山ほどしてきた。いまは本当に大切な人、つまり“私”との恋愛に集中している。とても順調。“私”には欲しい物を何でもあげるし、“私”をハッピーにする方法は分かっているから。数年後には他の人が入ってくる余地もあるかな」

―ティファニー・ハディッシュ/女優、コメディアン/ツイッターの投稿より

30.「デートの時間くらい、取ろうと思えばいつでも取れる。でも、いまはーこんなこと本当に言いたくないけれどー自分の取り組んでいることが最優先。それと家族が最優先で、それ以外は二の次ね」

―ヘイリー・スタインフェルド/女優、歌手/『Harper's Bazaar』誌とのインタビューで

31.「誤解しないで。私は1人で死にたいわけじゃない。でも、1日の60~70%を自分の好きなように過ごすのは私の理想」

―イッサ・レイ/女優、作家、プロデューサー/著書『The Misadventures of Awkward Black Girl』より

32.「いまのところ彼女は、誰のことも考える必要がない。ひとり、そのままの自分でいられる。そして執着を捨てた自己は自由になって、どんな奇妙な冒険にも繰り出せる」

―ヴァージニア・ウルフ/作家/著書『To The Lighthouse/灯台へ』より

33.「誰だって自分が持っているものを手放したくはないけれど、偏見や先入観にとらわれず『自分自身と娘にとって最善のことをしたい』と思ったときに、格好なんて気にしていられない」

―ジェナ・ディーワン/女優/弊誌とのインタビューで

34.「私は鳥じゃないし、私を捕らえる網でもない。私は自分の意思を持つ自由な人間」

―シャーロット・ブロンテ/作家/著書『Jane Eyre/ジェーン・エア』より

35.「1人で歩くことを恐れないで。それを好きになることを恐れないで」

―ジョン・メイヤー/グラミー賞受賞のシンガーソングライター

36.「あらゆる人間関係の中で最も刺激的で難しく重要なのは、自分自身との関係。自分が愛する自分のことを愛してくれる人が見つかれば、それはもう最高でしょう」

―キャリー・ブラッドショー/『セックス・アンド・ザ・シティ』より

37.「私の初恋は読書だった」

―ロクサーヌ・ゲイ/作家/著書『Bad Feminist: Essays/バッド・フェミニスト』より

38.「彼女は気分転換で1人になるのが好きだった。この自由な感覚は嫌いじゃなかった。こういう男たちは彼女の興味をそそらない。もう経験済みだから」

―ゾラ・ニール・ハーストン/作家、人類学者、映像作家/著書『Their Eyes Were Watching God/彼らの目は神を見ていた』より

39.「1人だからといって孤独というわけじゃない。私には、退屈する暇も孤独になる暇もない」

―ナオミ・キャンベル/モデル、女優、実業家/『WSJ Magazine』誌とのインタビューで

40.「帰宅した主人を大喜びで迎える犬こそ愛の象徴」

―作者不明

41.「彼女の姿があまりに気を引き、あまりに完璧だったので、多くの人は、彼女が護衛も付けずに1人で歩いていたことに彼女が去るまで気付かなかった」

―ジェリー スピネッリ/作家/著書『Stargirl/スターガール』より

42.「独身でいるということは、自分自身の空間を祝い、それを心ゆくまで味わうということ」

―ケリー・ローランド/シンガーソングライター、女優

43.「『何かに興味を持った人間ほど面白いものはない』というのが母の口癖。私もそれはそうだと思う」

―ヤラ・シャヒディ/女優、活動家/『Cosmopolitan』誌とのインタビューで

44.「恋愛は上手くいかないことが多いけれど、たとえ上手くいかなくても、その経験は私たちを他者と結びつける。私たちにあるのは、結局のところつながりだけ」

―ディーリア・オーウェンズ/作家、動物学者/ベストセラー小説『Where the Crawdads Sing/ザリガニの鳴くところ』より

45.「いまの私は生まれて初めての空間にいる感じ。私は自分のことを何も知らない。だから、いまは自分のことを学ぶ時間。私は自分を大切にしていなかったから不健全な恋愛ばかりしてきたけれど、もうああいう状況に陥らなくて済むように、自分に対する気持ちを修正した。孤独を恐れてはいられない」

―シザ(SZA)/シンガーソングライター/ラジオ番組『The Breakfast Club』のインタビューで

※この記事は、アメリカ版から翻訳されました。

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