「独身貴族」とは「経済的にも時間的にも余裕がある独身者」という意味です。では実際のところ、独身貴族にはどのような特徴があるのでしょうか?男性にも女性にも共通する独身貴族の特徴とメリットが紹介されています。
<定義>
どくしん‐きぞく【独身貴族】
経済的・時間的にゆとりがある独身者をうらやんでいう言葉。
(『デジタル大辞泉』小学館)
「貴族」という言葉のイメージ通り、経済的にも時間的にも余裕がある独身者を、羨望の意味も込めて独身貴族と呼ぶことが多いようです。また、独身貴族という言葉は、使われる場面によって「独身を楽しんでいる」というニュアンスを含む場合もあります。
<特徴>
(1)お金や時間に余裕がある
結婚して家族ができると、何かとお金がかかるもの。また、家族と予定を合わせて行動する機会が増えるので、自由に時間を使えないこともあります。
例えば、思い立った時にふらっと一人旅に出掛けるといったことは、金銭的にも時間的にも難しいかもしれません。
一方で、独身だとお金も時間も好きなように使えることが多いです。それが「貴族」と言われるゆえんでしょう。
(2)仕事が好き
天職と言われる仕事に就き、忙しくて残業が多かったとしても、それを楽しんで生きがいにしているような人もいるでしょう。
仕事に打ち込んで充実した毎日を過ごしているため今の生活に満足しており、特に結婚したいという気持ちにならないのかもしれません。
(3)結婚しなくても生きていける自信がある
世の中には、「1人で生活するのは寂しい」「何かあった時に1人だと心細い」と感じる人もいます。
しかし、独身貴族を満喫している人は孤独を楽しめる一面があり、「何かあっても自分で解決できる」と思っていることも多いようです。
<メリット>
(1)自由に生活できる
家庭を持つと、配偶者や子どもの生活リズムに合わせて行動しなくてはならないこともあります。「夜は電気を1つつけるのにも気を使う」という場面もあるでしょう。
独身でいれば、どのタイミングで何をするかは自由です。「好きな時間に起きて、食べたいものを食べて、気が向いた時にふらっと出掛ける」といった気ままな生活をしやすいといえます。
(2)趣味に打ち込める
前述したように、独身貴族は金銭的にも時間的にも余裕があることが多いです。そのため、お金と時間を趣味に注ぎ、思う存分楽しむことができるといえます。
例えば、一般的にお金がかかるといわれる車やバイクに熱中したり、休日を丸々使って何本も映画を見たりする人もいるでしょう。
(3)仕事でチャレンジしやすい
「給料は減るかもしれないけど、新しい仕事にチャレンジしたい」「起業したい」。
このように思っても、結婚していると「自分の収入が減ったら配偶者が困るだろう」「家族に反対されるかもしれない」という不安から、諦めてしまう人はいるかもしれません。
しかし家庭を持っていない独身者なら、自分の責任で、自分がしたい仕事にチャレンジしやすくなります。これも、独身貴族のメリットといえるでしょう。
(4)恋愛を楽しめる
結婚したら、自由に恋愛をすることはできなくなります。
そのため、「恋をしている時のドキドキ感が好き」「いろいろなタイプの人と付き合ってみたい」と考えている人にとっては、独身でいるメリットの方が大きいといえるかもしれません。
(5)親族との関係に悩まない
結婚したら、配偶者の親族とも関わっていく必要があるでしょう。特に義両親とは顔を合わせたり連絡を取ったりする機会が多いと考えられます。
親族との関係がうまくいっていれば問題ありませんが、そうはいかない場合も。実際に「嫁姑問題」という言葉もあるように、結婚後、親族との関係に悩む人がいるのは事実です。
こういった親族に関係する悩みがないのも、独身貴族のメリットといえるかもしれません。
あくまで独身貴族という言葉に由来しているので間違ってはいないと思いますが、独身と置き換えた瞬間色々と違和感が出てきそうです。
人によってはこの通りな人もいるとは思いますが、「結婚しなくても生きていける自信がある」というのは一部の人だけではないでしょうか?独身の人の不安はとてつもなく大きいと思います。
<マイナビウーマン>
「独身貴族」の意味と特徴3つ。男性・女性に共通するメリットとは?