国勢調査によると、2020年の50歳時の女性の未婚率は16.4%。そして、 「少子化社会対策白書」 では、この数値は今後もゆるやかに上昇し、現在の30代が50代を迎える2040年には18.7%になると推計しています。20%弱は、決して高い数値ではありませんが、自分が「そっち」になる可能性はゼロじゃない、しかも、マイノリティって生きにくそう…などと考えてしまうもの。
そんな中、複数の50代の独身女性に恋愛事情をインタビューしていますので一部紹介します。
私は強いタイプの男性が好きで、熱い恋愛が好きなんです。仲がいいときとか、ひとりで彼のことを思っているときには結婚できたらなぁとか夢見てたりしましたけど、現実問題として“好きだけど一緒には暮らせない”っていう人っていると思うんです。だからといって、たいして好きでない相手となんて、今さら一緒に暮らせませんから。それで結果的に“結婚せずに”ひとり、っていう女性も多いと思いますよ(51歳 派遣)
お互い、好きな人ができたとしても、自分の家には呼べませんから、デートしていていい感じになっても、その先に…というところまで踏み込めなかったりしてます。そして、若いころのような、外で気軽にお泊まりというのもめんどくさくて。朝は自分の家で起きたい(笑)。でも逆に、お酒の勢いでそこまで好きじゃない人を家に連れ帰ったりできないのが良いとも言えます(マスコミ・51歳)
彼と結婚とかは考えていません。さすがに彼の人生の邪魔はできないです。でも、もうちょっと一緒にいたい。希望はあと数年くらい。彼から結婚したくなったって言われたら、それが潮時なんだろうなって思っています(フリーランス 51歳)
インタビューでは「好きな人ができたとて、今さら結婚したくはない」と回答する女性が多かったようです。
50代になると勢いとかでは結婚ができないと思ってしまうのかもしれないです。もちろん人それぞれの判断だと思いますが、年齢はあまり気にせずとも感じるままに行動をしてもいいのではと思ったりもします。