独身比率の地方格差

国勢調査によれば20年10月1日時点の日本の総人口は1億2615万人(外国人を含む)。前回(15年)調査から95万人(0.7%)減少し、少子化が止まらない。少子化を促す原因の1つが未婚化。20年の15歳以上人口は1億1111万人で前回より3万人減ったが、15歳以上未婚者は3279万人で前回比106万人も増えた。

日本の平均初婚年齢はおよそ30歳。そこでその前後5歳の幅を取り、25~34歳のシングル(未婚+離死別)男女人口を20年国勢調査を基に都道府県別に算出した。日本全体では男性438.3万人、女性349.9万人で、25~34歳シングル男性は同女性の1.25倍いる。そもそも出生数は男性が多いうえ、女性の方が早婚ゆえ、同年代と比べると男女差が開く。

シングル男性の余剰が最も大きいのは栃木の1.51倍。男性約6.9万人に対して女性約4.6万人にすぎない。以下、茨城1.49倍、富山1.45倍と続く。逆に男女バランスが最も取れていたのは鹿児島で1.03倍、以降奈良1.07倍、福岡1.08倍と並ぶ。

地域格差が進み地方の独身比率がどんどん高まっているとのことで、各自治体が対策を打っているようです。
また、

また、別の記事では生涯未婚率も地域ごとの生涯未婚率も紹介されていました。
女性は高知、東京、北海道、大阪、京都が高く、
男性は岩手、青森、秋田、埼玉、高知の順番になっています

コロナ禍で都会から地方や地元へ行く人が増えてきたとはいえ、以前都会に出てくる、出てきたいという若者が多いのは事実としてあります。でも彼らがどこで人生を歩むのかは誰にも決められないことです。

<日本経済新聞>
「若い女性が消えた」 増える未婚、地方が陥るワナ

<東洋経済 Online>
「女性の生涯未婚率」東京を抜き1位の「意外な県」

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