「TOKYO FM+」のコラム記事で「未婚で生きる人たち……それぞれの理由」に寄せられたメッセージが紹介されています。
<結婚を目指していたけれど途中でやめた>
「婚活生活9年、時間もお金も費やし、もう疲れました……。歳を取るごとに、婚活市場で自分の価値が落ちていくのを見せつけられるのもウンザリ。このままでは病みそうなので、結婚することに固執せず、自分らしく生きていこうと考え、婚活をやめました」(30代・女性)
「以前、同棲していた相手がいたのですが、誰かと一緒に暮らすのが精神的にキツかった。別にすごくだらしない子ではなかったけれど。同じ空間に誰かがずっといるのは、僕には無理なんだなとわかった。それからは同棲も解消して、結婚は100%無理なので念頭にありません」(30代・男性)
「周囲がどんどん結婚していくので、あせって相手を見つけようとしたのが30代前半。でも、彼氏が全くできず(苦笑)、婚活どころか恋愛もできないまま30代が終わりました。40代になってしまうと、どうせ時期も逃したんだし~と気が楽になりました。今でも恋愛はしたいけどなあ」(40代・女性)
「仕事も公務員で安定していて、自分の見た目も悪くないので、時期が来たら普通に結婚するものだと思っていた。でも、なぜか付き合っている相手と結婚までいかず、ズルズルと中年になった。もう完全にオッサンなので恋愛からの結婚はないだろう。考えるのが面倒くさいので今のままでいい」(40代・男性)
<それぞれの事情から結婚をしなかった>
「親がバツ4です。そのせいか、結婚に対してあまりいいイメージがないので、結婚は元から考えていません。どうせすぐ離婚するのなら、結婚しても意味ないやと思って」(30代・男性)
「見た目ではわかりませんが、持病を抱えていて、自分の面倒を自分で見るので精一杯です。社会人として独り立ちしていくだけでギリギリ。彼女はいますが、結婚はないかな。結婚は贅沢品だと親に言ったら、そんなことないと怒られましたが、本音ですね」(20代・男性)
「仕事ばかりの30代でした。会社が実力主義で、上を目指せたこともあり、バリバリ働きました。気がついたら、人を好きになる方法を忘れていました。あせって好きでもない人と結婚をする年齢でもないので、ここまで頑張ったキャリアを優先したい」(40代・女性)
「30代後半ぐらいから、親の介護が始まりました。自営なので介護退職は免れたのですが、当時結婚を考えていた相手には逃げられました(苦笑)。もう親の介護でいっぱいいっぱい。結婚よりも介護をなんとかしたい」(40代・男性)
「結婚制度そのものに疑問を感じるので入籍はしない。税制上、事実婚が不利にならないよう、法改正してほしい。婚外子って言い方もひどいし。ヨーロッパを見習って事実婚を進めればよい」(30代・女性)
<新たな道を選んだ人たち>
「親に国際結婚を反対され、事実婚を選びました。籍は入れず、パートナーと仲良く暮らしています。今は自由な形が気に入っています。将来、日本を出るかもしれないですしね」(30代・女性)
「ひとりで暮らすのは淋しいけれど、良い人が見つからず……。ひとりの部屋に帰る侘しさから、シェアハウスで暮らしはじめました。適度に人の気配がして会話もあるので、生活に張りが出てきました」(40代・女性)
「もう10年以上、長距離恋愛続行中です。彼女の仕事の関係で一緒に住むことはできません。最初は籍だけでもと考えましたが、自分たちの関係には必要ないと思って、3ヵ月に1度ぐらい会う関係を続けています。結婚して一緒に住むのもいいと思いますが、長距離恋愛も10年選手になると、それなりの絆を結べていると感じます」(40代・男性)
「面倒くさい性格なので、ひとりが楽。それに経済的なことを考えると、子育てとか家の購入とか、いきなり肩に重荷がのしかかってきてもなあ……。責任逃れのようですが、俺みたいに低収入でふらふらしてるヤツは結婚しないほうがいいのかなと。結婚はきちんとした年収のある人たちに任せます」(30代・男性)
当サイトも独身にフォーカスした情報を集めていますが、独身・未婚といっても理由や千差万別。
何が良いとか悪いとかではなく、いろんな考え方・人生があって当然です。
独身で生きていく人が安心して暮らせる未来がいつかくるといいなと願います。
<TOKYO FM+>
「結婚」しないとダメですか?「未婚で生きる人」…それぞれの理由