中国で婚活支援サイトを通じた「クラウドお見合い」の人気が高まっているようです。
異性との交流が苦手な現代の若者たちが「インターネット仲人」のサポートを受け、交際相手や結婚相手を見つけているとのこと。
「クラウドお見合い」は、参加者が希望する条件に基づいた相手をビッグデータから抽出し、「インターネット仲人」が設置する専用オンラインチャットルームで、男女が会話をする仕組み。連絡先の交換は当事者の希望に基づき、プライバシーとセキュリティーを確保しているようです。
独身男性の王雲（Wang yun、仮名）さんは婚活支援サイト大手「百合佳縁（Baihe Jiayuan）」に登録し、「クラウドお見合い」を体験。スマートフォンでアプリをクリックすると、「インターネット仲人」の指示を受けて「バーチャルお見合い部屋」に入室。ライブ配信カメラを通して、王さんは相手の女性と対面。「最初は何を話せばいいか分からなくて、仲人さんが質問を投げ続け『ウオームアップ』してくれたおかげで、徐々に雰囲気が良くなりました」。3人だけの空間で、「プライバシーも保護されている」と王さんは安心感があったといいます。
ネットでの出会いが一般的になった今、日本人は受け身な気質なのも相まってこういう仲介してくれるというのは日本人にとっても相性の良いサービスだと思いました。
もうすでに日本でもサービス化されているかもしれませんが、こういったお節介をあえて妬いてくれるという婚活サービスは今後増えていく気がします。
<AFPBB News>
中国で増える「クラウドお見合い」 交流が苦手な若者を「ネット仲人」がサポート