シングルマザーの苦労

厚労省の調査では、男性の給与のピークが55~59歳で42万円に対し、女性はピークが50~54歳で27.4万円。その差は14.6万円と大きい。シングルマザーの2世帯に1人が貧困という調査もあり、女性というだけで困窮に陥りやすい実態があるとのこと。

女性の労働者で増えたのはサービス業の非正規雇用ばかり。男女間、正規/非正規間の賃金格差は大きいままです。一人暮らしや母子家庭の女性がコロナ禍で生活を維持していくには、依然厳しいのが現状と伝えています。

また、両親は他界し、唯一の肉親の弟とも折り合いが悪い上に子供の発達障害で働けないシングルマザーを取材しています。

「出産後、なんとか格安の託児所を見つけて派遣事務をしていました。でも2年前、娘の発達障害が発覚したんです。娘は、じっとしていられなくて急に飛び出したりするので、片時も目が離せません。障害を理由に託児所や保育園も断られ、しかたなく離職しました。今は幼稚園に通っていますが、送り迎えや療育、養護学校や病院など、付き添いも多くて、働く時間がまったく捻出できないんです」

一時は生活保護を考え、福祉事務所にも出向いたのだが……。

「似た境遇の母子家庭が暮らす母子寮に入れ、と言われたんです。それに、生活保護費から幼稚園代は出ないので、幼稚園は通わせられないとも。また犬を飼っているのですが、寮はペット不可。犬は私にとって大事な家族、里親に出すなんて考えられません」

上記の状況に対して行政書士さんからは生活保護を利用しながら生活を立て直すことができるためきちんと利用するようにアドバイスをしています。

シングルマザー・ファザーとして子育てしている方は今や珍しく無くなってきていますが、彼らの生活が豊かであるかはまた別問題。
こいった方が困った時に情報収集できるようなコンテンツをサイトに掲載していきたいなと思いました。

<女子SPA!>
コロナで貧しくなる女性たち。50代以降はさらに深刻に
<コロナ貧困1>
<コロナ貧困2>

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