メンタリストのDaiGoさんが独身の方がむしろ幸せになれる診断テストとして三つのポイントを紹介しています。
今回ご紹介する3つのポイントに当てはまる人は、はっきり言って独身の方が幸せになれます。
恋愛を楽しんで今結婚して幸せに過ごしているはずなのに、何かモヤモヤとした虚しさを感じているとしたら、この特徴に当てはまっていたのかもしれません。
このポイントに基づいて皆さんに3つの質問をさせてもらいます。
皆さんが恋愛や結婚した方が幸せになれるのか?
それとも、独身の方が幸せになれるのか?
解説させてもらいます。
あくまで自己責任でお願いします。
結婚に夢を持っていて、その夢を追いかけたい人は知らない方がいいかもしれません。
質問1 :他人と意見が違うのは苦痛だ
他人と意見が違うことを受け入れることができるか? それとも、苦痛に感じるかどうかです。
質問2 :人間関係の衝突は苦痛だ
普段から人間関係の衝突を心配しているかどうかです。
質問3 :人間関係の質を高める努力は面倒
自分の今ある人間関係を広げる必要もないし、もっといい関係をつくるために努力することは面倒だと思っているかどうかです。
Yes の答えが多ければ多いほど独身でいる場合の方がメリットは大きくなります。
つまり、逆に恋愛や結婚をしても幸せになれないと言えます。
参考にしている研究は、ニュージーランドで暮らす4,024人を対象に、現在の恋愛関係や人間関係の対立や衝突ついての考え方をチェックしています。
恋愛関係における幸せと人間関係の衝突に対しての考え方を比べた研究になっています。
その結果、人間関係に対してのストレスが大きい人ほど、恋愛や結婚によるメリットが低くなるということが示されています。
ですから、人間関係の衝突や対立を乗り越えてでも仲良くなりたい、親しくなりたいと思えるような状況でもなかったら、恋愛でもうまくいかないのではないかということです。
事実1 :「他人と意見が違うのは苦痛だ」と感じている人
他人と意見が違うことを苦痛だと感じている人は、恋愛せずに独身でも幸福度は全く変わらないそうです。
人間関係でも恋愛でも同じですが、他人と意見が違うからこそ面白いということもあるはずです。
僕の場合も同じですが、全く理にかなっていないおかしなことを言っている人でない限りは、自分と真逆の意見を主張している人は自分にとって勉強になります。
そう考えると他人と意見が違っても面白いですし、自分がみんなに合わせたいと考えることは問題だと思います。
自分がみんなと同じ意見を言いたいのか? それとも、他人に批判されてもいいからエッジの立った人と違う意見を言いたいのか? これは今の時代には大事なことだとも思います。
そんな両方の面で、他人と意見が違うことを苦痛だと感じている人は、恋愛も結婚もせずに独身でいても、人生における幸福度は全く変わらないということです。
事実2 :人間関係の衝突をあまり心配していない人
人間関係の衝突自体は誰でも苦痛なものですし面倒なものです。
できるだけ他人との衝突は避けたいものですが、人と衝突したとしても結果的にそこから得られるものがあれば良いと考えることができる人もいます。
衝突した先に何か得られるものがあるだろうし、衝突したからといってその後に親しくなることもあります。
積極的に衝突を求めたりはしないでしょうが、普段から人間関係の衝突を余計に心配したり別に不安を感じない人もいます。
そうではなく、人間関係の衝突をとにかく避けようとする人もいます。
人間関係の衝突をあまり心配していない人は、恋愛をした方が幸せになれるようです。
逆に、仕事でもプライベートでも人間関係の衝突を心配している人は、恋愛をすると不幸になるということが言われています。
人間関係における意見の相違や相手との衝突を避ける人は、どうやら独身でいた方が幸せに生きていくことができるようです。
人間関係で相手と自分の意見が違うことを嫌だと考えていて、相手と衝突することを極端に避けている人は、恋愛や結婚すると結局そこで意見の相違や衝突も起きてしまいます。
ですから、結局恋愛や結婚をすることによって不幸になります。
他人と意見が違ったり衝突することも恐れることなく楽しめる人は、恋愛や結婚によって幸せになることができるということがこの研究から見えてきます。
事実3 :人間関係のクオリティを高める努力をしている人
最も幸福度が高くなるのは、人間関係における意見の相違も楽しむことができて、かつ、人間関係の衝突から生まれることもあるから別に衝突は気にしていない、そんなオープンマインドな状態で、それと同時に人間関係の質を高める努力をしている人です。
人間関係の質を高める努力というのは、もっといい出会いを求めるというだけでなく、今ある人間関係ともっと親しくなることを意識して、ざっくばらんに本音で話し合える関係にしていこうとする努力です。
このような人が恋愛や結婚をすると、お互いに高め合いながら一緒に人生を楽しんでいくことができます。
ところが、他人と意見が違うのは苦痛、人間関係の衝突が心配、このような人が恋愛をしたところでお互いに高め合う関係にはなれません。
当然ですが、相手と意見が違うこともありますので、ちょっとした意見の違いで破局します。
人間関係の衝突が心配だからと深い関係になることを避けます。
そうなると人間関係を作ったり恋愛をするメリットがほとんどありません。
ですから、他人と意見が違うことが苦痛で人間関係の衝突を心配する、それに加えて人間関係の質を高める努力をしない人は、恋愛しても幸せになれないから独身でいた方が幸せになれるのではないかということです。
「人間関係にストレスを感じやすい人」:独身の方が幸せになれる
もちろん、独身でも人生の満足度が高かったり幸せになれる人はいます。
恋愛をしていないから、カップルになっていないから、結婚していないからダメということではありません。
今回の3つの質問に当てはまっている人は、自分自身を相当変える努力をするか、それが出来ないのであれば、独身で楽しく過ごしていくことを考えた方がいいと思います。
これは自分で決めた方がいいと思います。
人間関係の衝突を経てでも誰かと一緒に価値ある人生を歩みたいのか?
それとも、人間関係の衝突をできるだけなくして楽しい人生を歩みたいのか?
これを決めなければ幸せは訪れません。
少なくとも、人間関係の衝突を嫌う人は恋愛や結婚しても不幸になってしまいます。
結局、人間関係のストレスを感じやすい人は、下手に恋愛や結婚をするよりも独身でいた方が幸せになれる可能性が高いというのがこの研究が示すことです。
今回の内容は残酷な結果かもしれませんが、いつも言っているように人間関係というものはいくらでも変えることができます。
<Mentalist DaiGo Official Blog>
【当てはまったら独身推奨!】独身の方がむしろ幸せになれる診断テスト